今回は価格が安いにも関わらず、驚くほどに美味しい焼酎を9つほど選んでみました。
あくまで私の主観によるランキングなので人によっては合う合わないはあると思いますが、これを選んでおけば間違いない…というものを選んだつもりなので、是非、購入の際の参考にしてみてください。きっと価格以上の満足感を得られるはずですよ。
価格が安いのに美味しい焼酎9選:
1.黒霧島(芋焼酎):
もう説明不要の芋焼酎が黒霧島ですね。
気軽に購入できる価格帯にも関わらず、その美味さは5,000円以上する焼酎よりも美味しいんじゃないか?というくらいの完成度。とりあえず自宅に焼酎を並べるのであれば黒霧島は外せません。
ちなみに頻繁に焼酎を飲む…というのであれば、ボトルタイプよりも紙パックタイプの黒霧島を購入するほうがコスパが良いです。今やローソンやセブンイレブンといったコンビニでもこのタイプの黒霧島は売られているので、そちらをお買い求めください。
2.鳥飼(米焼酎):
居酒屋で見つけたら、個人的に必ず頼んでしまう焼酎が鳥飼(とりかい)。分類としては米焼酎にあたる焼酎なんですが、なぜかものすごくフルーティな味わいがして、ちょっとだけ白ワインっぽい焼酎といった感じです。
値段もAmazonなどの通販モールで購入すれば1,000円台後半で購入できるのでリーズナブル…なんですが、居酒屋によってはプレミア焼酎に分類されている焼酎になるので結構高いです。1杯800円くらいの料金を取るところもあるのでご注意ください(そのくらいレアで美味しいということ)。
3.しろ(米焼酎):
こちらも米焼酎の『しろ』です。
熊本県や宮崎県にいくと、どこの居酒屋やBARでも飲まれている感じの人気焼酎なんですが、不思議と東京あたりだとあまり見かけません。聞くところによるとあちらでは黒霧島よりも人気がある焼酎なのだとか。
価格は1,000円以下で購入できるわりにはかなり美味しいです。テーブルワインならぬ、毎日の焼酎にどうぞ。コスパ最高です。
4.三岳(芋焼酎):
希少性があってなかなか手に入らないとか、プレミア焼酎だ…なんて言われている鹿児島県屋久島の三岳(みたけ)ですが、ネットだとそれほど苦もなく容易に手に入ります。販売価格も1,000円ちょっとで流通しているので、その価格帯で販売されているのを見つけたら即購入してみてください。
味については芋焼酎嫌いな方にもさっぱり&まろやかな味わいが人気の焼酎ですね。臭いも全然臭くないので、黒霧島と味を比べるのも面白いと思います。
ちなみに屋久島に行ったら、スーパーマーケットやドラッグストアなどに箱ごと並べられていました。販売価格も1本あたり800円程度…と激安だったので、いかに三岳が地元で愛され、そしてよく飲まれている焼酎なんだということがわかりました*1。
5.晴耕雨読(芋&米焼酎):
芋焼酎と米焼酎の良いところどりをした焼酎が晴耕雨読です(芋焼酎に米焼酎をブレンドした焼酎)。
焼酎が並んでいるような居酒屋だと必ず置かれている銘柄なので、飲んだことがあるという方も多いのではないでしょうか?味わいは芋らしくまろやかなんだけれども、米焼酎がブレンドされているせいかまったく臭くないので焼酎初心者にもおすすめです。
個人的に晴耕雨読はお湯割りにしたり水割りにしちゃうと勿体無いので、ロックで飲むようにしています。
6.中々(麦焼酎):
プレミア焼酎などと呼ばれることが多いこの中々も、実は2,000円未満で購入ができるお酒です。有名な『百年の孤独』の原酒となっている、麦焼酎ですね(百年の孤独ほどは強くないのに、まろやかさでは負けない感じ)。
自宅に芋、米、麦と揃えたい方は、この中々をリストに加えてみてください。麦のラインナップ&価格の安い焼酎の中では、一番おすすめできる焼酎だと私は思います。中々を飲めばきっと、麦焼酎のイメージが変わりますよ。
7.からり芋(サツマイモ焼酎):
最近、個人的に好きなのがからり芋です。
黄金千貫という名のさつまいもを原料とした焼酎で、飲んでみると焼き芋のような、ふわっとした薫りと味わいを楽しむことが出来ます。芋焼酎の臭みはまったくないので、焼酎が苦手…という方にも飲みやすい焼酎ですね。どちらかというと女性向き…といった感じでしょうか。
尚、まったく知りませんでしたが、からり芋の発売元は大手ビール製造会社のサッポロビールとのこと。どうりで居酒屋で大々的に販売されているケースが増えてきているなーと思いました。
8.富乃宝山(芋焼酎):
居酒屋でお馴染みの富乃宝山も、リーズナブルな焼酎のひとつです。Amazonなどのネット通販なら1,000円ちょっとの金額で購入できると思います。
芋焼酎らしいまろやかさがあるにも関わらず、初心者にも安心の臭いの無さが特徴…なので、こちらも焼酎初心者の方に安心しておすすめ出来る銘柄。富乃宝山と吉兆宝山を飲み比べてみるなどもおすすめです。
9.赤兎馬(芋焼酎):
一時期はプレミア焼酎だなんだと呼ばれていた赤兎馬ですが、最近では生産数も増えてきたみたいで入手しやすくなりました。芋らしい臭みがないだけでなく、ハーブのような独特な香りにファンも多い焼酎ですね。
販売価格もだいたい1,500円前後で落ち着いているので、焼酎初心者の方が試しやすいプレミア焼酎ですよ。個人的にはレア度がやや高い、紫の赤兎馬よりもこの黒&赤ラベルの赤兎馬のほうが味わいは好きです。
焼酎はコストパフォーマンスが良い:
今回紹介した720ml(一部900ml)サイズの焼酎であれば、だいたい1,000円~2,000円程度で購入することが可能。
しかし、毎晩飲んでもよほどの呑んべぇではない限り1週間以上は楽しめることを考えると、焼酎ってかなりリーズナブルですよね。
- ビールやワインと比べて、焼酎はコスパが良い。1,000円のボトルを1週間かけて飲むことが出来る。
保存方法も簡単&手間いらず:
更に焼酎は保存も簡単。開封後であっても冷蔵庫に保管する必要性がないのもメリットです(こちらより引用)。
開栓後の焼酎につきましても、日本酒やワインのように早めに飲みきらなければならないといことはありません。2~3ヶ月程度は問題ありませんが、蒸発や酸化の可能性がありますので、栓はしっかりと。
次に、保管場所は、常温の陽が当たらないところでしたらOKです。直射日光が当たる場所や高温になるところに置いておくと、焼酎が酸化して味が変わることがありますので、注意が必要です。
そのため、焼酎を一通り10種類くらい購入して自宅に用意し、その日の気分に合わせて焼酎を飲む…なんてことも可能。
『昨日は黒霧島だったけど、今日は鳥飼を飲もう…』そんな楽しみ方が出来るのも、焼酎の魅力です*2。
焼酎はしかも太りにくい:
加えて焼酎は蒸留酒なので糖質ゼロ。
太りにくいお酒の代表格としてあげられる存在なので、糖質制限ダイエットにも向いているお酒です。逆に日本酒や梅酒のように糖質がたっぷりと含まれているお酒だと、すぐに太ってしまうので注意ください(その点、ビールも糖質が多めです)。
- 焼酎、ウイスキー:太りにくいお酒
- 日本酒、梅酒:太りやすいので注意
尚、太りにくいお酒については別記事にもまとめているので、興味がある方はそちらもどうぞ(こちらの記事)。糖度が低い赤ワインなど、焼酎やウイスキーだけだとちょっと物足りない方にもおすすめのお酒を紹介しています。
焼酎はやはりロックで飲むのがおすすめ:
焼酎の飲み方についてはやはりロックが一番。ロックとは氷を入れたグラスに焼酎をいれて、そのままチビチビと飲む方法のことです。
他、お湯割りや水割り、ストレートなどもありますが、お湯割りや水割りは焼酎を極端に薄めてしまうことになるので味わいがよくわからなくなるデメリットがあります。お酒が弱い方はこれでも楽しめるようですが、個人的にはせっかくの焼酎なので味がよくわかるロックで味わってください。
- ロック:焼酎の味がわかりやすい
- 水割り:薄まってしまうので味がわかりにくい
- お湯割り:薄まってしまうのでわかりにくい
- ストレート:強すぎてすぐにお酒がまわる
反面、ストレートになると今度はアルコール度数が高いので酔いすぎてしまう心配あり。適度に氷で焼酎を薄めながら飲むのが良いのですね(あくまで私の感想です)。
ふるさと納税で焼酎が貰える:
あと、人気の芋焼酎である「黒霧島」は、ふるさと納税の返礼品としても貰うことが出来ます。
ふるさと納税が使えるくらいの収入がある…という方は、こちらを狙ってみるのもひとつの手。実質負担金2,000円のみで、1万円分以上の黒霧島を手に入れることができますよ。おすすめです。
焼酎を飲み慣れていない方は:
焼酎を飲み慣れていない…という方におすすめなのが、コンビニ等でよく販売されているICE BOX(アイスボックス)という氷のアイスを使う方法です。
このアイスボックスに黒霧島などの焼酎を注ぎ、アイスボックスのカップごと焼酎を飲めば、ほのかにグレープフルーツの味がしてかなり美味。
確かに焼酎そのものの味はよくわからなくなりますが、まるで梅酒のロックのような感じで焼酎を楽しめるので、『焼酎ってなんで美味しいかわからない!』という方は試してもらえればなと思います。
焼酎はどこで買うのが安い?
では、焼酎はどこで購入するのが安いのでしょうか?これについては個人的にAmazonや楽天市場といった通販モールでの購入をおすすめしています。
理由については単純な話で、スーパーマーケットや酒屋さんよりもネット通販のほうが安く販売されているため。やはり通販だと販売スペースが不要になることが大きいみたいですね。
実際、ネット通販焼酎を購入することに慣れている私からすると、スーパー等で販売されている焼酎の価格を「高いな…」と感じることが多い状況があるので、結構な価格差があると思って間違いないでしょう(黒霧島とか1本300円くらい違います)。
- スーパーや酒屋:販売スペースが必要なため高い
- ネット通販:倉庫だけで焼酎を販売可能なため安い
ネット通販が逆に高い場合も:
但し注意点も。ネット通販を利用するなら焼酎のボトルにして3本以上、まとめ買いをするのが基本です。
これはネット通販の場合には佐川急便やクロネコヤマトの配送料が別途かかるので、1本や2本だけ購入する場合にはどうしても送料分だけ高くついてしまうため。反面、3本以上購入する場合には総じてスーパーマーケットや酒屋よりも割安になる傾向にあるので、ネット通販を利用するならまとめ買いを検討してみてください(ビールのケース買いにも便利です)。
- 1本だけ購入:スーパーや酒屋のほうが安い
- 2本購入:どっちもどっちという購入金額
- 3本以上購入:ネット通販のほうが安くなります
カクヤス経由で購入するのもおすすめ:
尚、「いやいや、3本買うとか無理だよ、焼酎ってあんまり飲んだことないし」という方は、自宅に焼酎1本からお酒を届けてくれるカクヤスの利用もあわせてどうぞ。こちらであれば送料無料で焼酎1本から、いつでも指定先まで届けてくれますよ。
以上、価格が安いのに美味しい焼酎ベスト9!居酒屋でお馴染みのおすすめ銘柄から、なかなか手に入らないプレミア焼酎も安く買えます…という話題でした。是非、焼酎が苦手という方も大好きという方も、この機会に安くて美味しい焼酎を購入してみてもらえればと思います。
参考リンク:
ちょっとお金に余裕があるから、もう少し高くても美味しい焼酎が飲みたい…という方は、下記のプレミア焼酎をまとめた記事も参考にどうぞ。安い商品を10種類くらい用意し、それに2~3種類、プレミア焼酎を加えるくらいがおすすめですね*3。