今回は雑談がてら、高級寿司店あるある…を書いてみたいと思います。
高級寿司店におけるマナーとしても使える雑談になっていると思うので、是非、初めて回らない寿司屋にいくぞ…という時は、参考にしてみてくださいね。
読めば「時価」でも怖いことなしです。
高級寿司店あるある&マナーまとめ:
水商売のオネェさんを連れた男性が多い:
比率にして80%くらい。高級寿司店には水商売のおねぇさんを連れたおじさま、もしくはおじいさまが18時~19頃に必ずといっていいほど出没します。
はじめて行くとチラチラ見てしまいたくなるものですが、寿司屋で若いおねぇさん連れの社長さんらしき方を見るのは珍しくないのであまり見ないように(おじさん側も社会的な立場があるのであまり見られたくない)。
だいたい夜20時頃になると、待っていたかのようにおねぇさんとともに「お店」に同伴出勤していきますよ。落ち着いて食べられないならその時間からの予約をどうぞ。
パパ活のおじさまも増加中:
また、最近ではパパ活(通称:P活)の女性を見る機会も増加中。
キャバクラや高級クラブのお姉さまと違ったような、すこし素人っぽい女子大生らしき人とおじさんのペアが敬語で話していたら、だいたいパパ活と思って間違いありません(タメ口の場合は親子のケースもあるが、年上にタメ口を使う女性もいるのでなんともいえない(苦笑))
- もりもりの髪型にセクシーな服:キャバクラのお姉さん
- もりもりの髪型に上品そうな服:高級クラブのお姉さん
- もりもりの髪型に和服:高級クラブのママかチーママ
- 普通の髪型に普通の洋服で敬語:パパ活のお姉さん
- 普通の髪型に普通の服装でタメ口:親子の場合も
こちらもあんまりチラチラ見ないようにお気をつけいただければと思います。
ドリンクメニューがない:
高級寿司店に座るとまず、「なにか飲まれますか?」と職人さんから聞かれることが多いのですが、その際に「メニューはありますか?」と聞いてもメニュー自体がないことがあります。
こういう時は会話をしながら自分が飲みたいものを聞いていくしかありません。日本酒なら自分の好み(辛口、甘口、フルーティ)などを伝えた上で、お店のおすすめのものを持ってきてもらうようにすればOKです。
- お酒を飲みたいなら:ビール、日本酒、焼酎などを伝える
- お酒を飲まないなら:ソフトドリンクは何がありますか?と聞く
- 飲み物を頼みたくないなら:お茶で大丈夫ですと伝える(有料な場合も)
尚、どのお酒が1杯いくら…というのは会計をするまでまったくわかりません。
1杯5,000円以上するものもあれば、1杯1,000円くらいのものもありますが、銘柄自体に詳しくないと高いお酒を注文してしまうこともあるのでご注意ください(おすすめをお願いすると純米大吟醸の高い日本酒を出されがち)。
そんな知識も自信がない!という方は値段が高くなることが少ないビールや焼酎を選びましょう。それが無難です。
それでも日本酒が飲みたいなら:
それでも日本酒が飲みたいなら、下記のようなお願いの仕方をするのがおすすめ。
- 甘さや辛さ:辛口で!(甘いものは価格が高め)
- 種類:純米酒か純米吟醸で!
そうすれば余程のことがない限り、1合あたり1,500~2,000円程度のお酒を出してくれると思います。
ちょっと見栄を張って、『大将のおすすめ純米酒か純米吟醸酒をお願い!』なんてやりたい方もどうぞ。ほか、熱燗を頼むことで価格を抑える手法もありです。
会計金額が最後までわからない:
最近では明朗会計のお店もあるにはありますが、ほとんどの高級寿司店では会計金額は最後の最後までわかりません。
追加でお寿司を頼んでしまえばいくら上乗せされるかもわかりませんし、前述のようにお酒の値段も明示されていないケースのほうが多いので、会計金額はまさに大将次第…といったところです。
そのため、金額がどうなるか怖い方は、出来る限りコース以外の追加を頼まず、コースで出されたものそのままで食べるようにしてください。
- 追加注文なし:予約サイトの料金で収まる
- 追加注文あり:いくらになるか最後まで不明
そうすれば食べログや一休レストラン等に載っている金額からそう遠くない金額で落ち着くはずです。
金額は聞かないのがマナー:
ちなみに。
こう書くと『だったら金額を聞けばいいのでは?』と思われるかもしれませんが、高級寿司店ではそういった質問をすること自体がマナー違反。
少なくとも私は過去、10年以上にわたって様々な寿司屋を食べてきましたが、値段を質問しているお客さんを見たことがありません。
追加のお寿司、追加のオツマミ、追加のお酒などなど、『一体いくらなんだろうか…』と金額が気になっても、グッと我慢して聞かないようにしてください。
それがマナーとなります。
寿司屋の大将は会話を通して追加料金を狙ってくる:
あと、大将との些細な会話、コミュニケーションによって、とんでもない金額を請求されることもあります。
実際、私は東京都港区にある某寿司屋さんにおいて、大将が雑談のように「こちらがバフンウニ、ちょっと違うのがエゾバフンウニ、そして色が濃いのがムラサキウニなんですよ」なんて紹介してきた後、「ちょっと食べ比べてみますか?」と小指の先サイズほどのウニを出してきたんですが、食後に請求書で確認してみるとウニ代が1人あたり1万5,000円請求されてました(しかも2人だったので3万円+税金&サービス代追加)。
さすがにこういうことをされて以来、二度とそのお店には行ってませんが、こんなふうにサービスだと思ってると痛い目を見るのが回らないお寿司屋さんというもの。
他にも、
- 美味しい日本酒が入ったんですけど、飲んでみますか?
- これで一通りなんですが、他にも○○がおすすめなんで食べてみますか?
- 最後、お味噌汁飲まれますか?(サービスなことは多い)
- お口直しにデザート、いかがでしょうか?
みたいな会話で追加料金を狙ってくるのでご注意ください(苦笑)
回転寿司でよくある寿司ネタがない:
『私、サーモンのお寿司が好きだからサーモンで!』とか『納豆巻きが食べたいのでお願いします』といった、回転寿司でよくある寿司ネタは高級寿司店には無いことも多いです。
そのため、お任せコースが終わってもまだお腹に空きがあるのであれば、是非、職人さんに「他にはどんなネタがありますか?」と聞き、そのリストの中から自分が食べたいものを選んでください。
- ダメ:自分が頼みたい寿司ネタを言う
- 理想:大将の寿司ネタを聞いた上で注文する
場合によってはマグロを扱わない寿司屋さん、帆立などのメジャーな貝類の扱いがない寿司屋さん、いくらやウニを使わない寿司屋さん…なんていうのもありますね。
寿司屋さんによって得意とする寿司ネタはほんと違うので、是非、いろいろな高級寿司屋さんにいって自分好みの店を探してもらえればと思います。
以上、高級寿司店あるある&食事マナーのまとめ!はじめて回らない寿司店に行った時、メニュー無しや時価に困惑しないようにする知識集です…という話題でした。
これを読んで高いお寿司屋さんに行ってみようかな…と思った方は是非、ネット予約もできる食べログ等でどうぞ。中でも1人1万5,000円を超えるようなお寿司を食べると、人生が変わるほどの衝撃を受けるものと思います。
参考リンク:
私がお寿司屋さんで飲んでハマった日本酒も含まれている、下記リストもおすすめです。日本酒好きの方は是非、参考にしてみてください。