現在、三井アウトレットパーク木更津に来ています。そこのトイレにおいて今日、上記画像のような張り紙を見つけ、「日本ってまだまだ外国人には不便な国だなー」と思わされました。
説明するまでもありませんが、こういう注意書きをいくら日本語で書いたところで、英語圏の方はもちろん、中国語圏の方にだって伝わることはありません。たぶん異物を流すのは海外の方のほうが多いと思われるので、余計に「なんのための張り紙なのか」と思ってしまいます。
火災報知機の注意書きについても:
まぁこういう張り紙は日本人のスタッフが急遽、作っただけなのかもしれないので、日本語のみになってしまう点には多少の理解は出来ます。
しかし、その横にあった火災報知機に関する注意書きについては、既成品を利用しているはずなのに日本語表記のみになってしまっていたのは残念で仕方ありません(下記画像)。
『いやいやマークで意味はわかるだろ?』という意見もあるかもしれませんが、せめて英語での併記くらいは欲しかったですね。
絵柄からタバコを吸ったらいけないことはわかりますが、火災報知機がなって防災センターへ通報されるとまではこれではわかりません(喫煙の抑止効果はマークだけだと乏しいということ)。
外国人観光客が多い場所には特に対応してほしい:
今回、なぜこんな記事を書こうと思ったのかというと、三井アウトレットパーク木更津って結構、外国人観光客が多いアウトレットモールであるためです。
成田空港に近いとか、東京都心からすぐに来れるとか、このアウトレットモールに外国人観光客が多いのはなにか理由があるんだと思いますが、そういう日本語が不自由な方が多い場所にもかかわらず日本語表記ばかり…。
これではいくら政府が外国人観光客に来てもらおうと躍起になったとしても、なかなか来てくれる数は増えていかないんじゃないかな?と思ってしまいます。もう少し政府が一体となって…とまでは言いませんが、経営者や運営責任者の方は外国人の方でも快適に使える環境づくりをお願いしたいものですね。
以上、まだまだ日本は外国人に不便な国だなーと、三井アウトレットモールのトイレで思ったという話でした。
参考リンク:
外国人観光客が多い京都でもトイレ問題は勃発中。こちらは4ヶ国語表記をすることで、注意喚起をしているようです。
外国人観光客が急増している京都市で、外国人に正しくトイレを使ってもらうことが、課題となっている。
誤った使い方でトイレを汚したとみられる事例が相次いでおり、市は使用例をイラストで示した4か国語の啓発ステッカーを作ったり、洋式に改修する費用を助成したりして、観光客向けトイレの充実に乗り出した。