過去10年の間に、42.195kmのフルマラソンを何度か走ったことがある私。
地方都市で開催される観客がほとんどいないマラソンから、東京マラソンやホノルルマラソンといった著名なマラソンレースまで幅広く参加してみたわけなんですが、のべ5回ほど完走して気づいてしまったことがあります。
フルマラソンを完走した感想について:
フルマラソンは身体にものすごく悪い:
それは『フルマラソンってものすごく身体に悪い』ってこと(苦笑)
たとえば走っている最中に足が痛くなることは日常茶飯事ですし、足が釣ってしまう場合もある。
- 筋肉:途中でボロボロに
- 股関節:途中で痛みだすことも
- 膝:途中で痛みだすことも
- 足首:着地に失敗して痛めがち
- 足裏:人によっては剥けてしまう
- つま先:出血して真っ赤になることも
それでも完走目指して走り続けるその状況は、たしかに精神鍛錬という意味では価値がある行為なのかもしれませんが、前述のように物凄く身体に悪いんですよね。
フルマラソン後は動けなくなる&後遺症が残ることも:
実際、フルマラソン完走後は少なくとも2日くらいは筋肉痛やら炎症やらでほとんど動けない身体になるのが普通。
これがいかに身体に負担をかけているか…ってことですよ。
- フルマラソン初完走:1週間近く動けなくなることも
- フルマラソン参加常連:慣れてる方でも2日程度は回復に必要
こう書くと『いやいや、それはお前の走り方がいけないんだよ!』と言われるかもですが、一般的な市民ランナーならだいたい4時間前後の時間を走り続けるんですから、どんな場合でも身体を傷めないわけがありません。
下手するとマラソンを走ったあまりに腰痛や膝痛といった、一生涯続く後遺症を患ってしまう方すらいるくらいです。
1度や2度の挑戦なら価値あり:
それじゃフルマラソンは走るべきじゃないのか?というと、個人的には1度や2度であれば是非、挑戦すべきだと思ってます。
理由は単純で、「人生、何事もやって出来ないことはない」ということを走破によって実感できるため。
要するに自分の限界を越えることが出来るフルマラソンは、その後の人生においての限界突破が出来る分だけ参加意義があるんです。
- フルマラソン参加なし:自分には無理だと思ってるだけかも?
- フルマラソン参加あり:限界はないということがわかる
ただ何度も限界突破をする必要性はないので、1度や2度、フルマラソンに参加して完走をすればそれでOK。
私は5回ほど参加してそれに気付いてしまったので、今は参加してもハーフマラソン(42.195kmの半分)くらいまでと心に決めていますよ。
フルマラソンはもう懲り懲りです。
以上、42.195kmのフルマラソンを5回、完走した私が気付いてしまった真実。フルマラソンへの参加は、腰やヒザなどの身体に悪い行為です…という雑談でした。
それでもフルマラソンに参加し続ける方も多いとは思いますが、走るのであれば準備をしっかり整えた上で、身体に無理のない程度に限界突破をしてもらえればな…と思います。
参考リンク:
たまには運動しないとな…と思った方は、下記記事も参考に。20~30代の大人が楽しむのに適したスポーツをまとめています。