ファミリーマートがスーパー大手のカスミと提携し、埼玉県川口市に複合型のスーパーマーケット店舗を11月にオープンするようです。通常のファミマ店舗の品揃えに加えて、生鮮食品や加工食品などが多くなるみたいですね。
ファミリーマートは20日、食品スーパーのカスミと組んでスーパーの機能を持った複合型コンビニエンスストアを出店すると発表した。11月1日に埼玉県内に1号店を出す。コンビニで扱う弁当などのほか、スーパーで取り扱う生鮮食品も品ぞろえし、多様化する消費者のニーズに応えて新たな需要を開拓する。
小型スーパーが増えてきましたね:
この提携の背景には、最近増加している小型スーパーに対応する意図がありそうな感じ。まいばすけっとやマルエツプチなどの小型スーパーは、コンビニと客層が被ってしまうことが多いので、ファミマとしてもその対応に迫られていたのかもしれません。面白い試みだと思います。
小型スーパーの多くはイオン系:
とはいえ、カスミもイオン系のスーパーマーケットなので、イオンがどこまでファミマとの提携を重視するのかはどうなんだろ?という気がしなくもありません。
イオン傘下には前述のまいばすけっとやマルエツプチがあって、すでに店舗数も多い状況なので、わざわざファミマと組んで小型スーパーを出店するメリットはないようにも思います(イオン系でもカスミ自体は小型スーパーを持っていないようなので、メリットはあるんでしょうけれどもね)。
以上、ファミリーマートがカスミと提携し、小型スーパーマーケット店舗をオープン…という国内ニュースでした。