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原油価格が下落してしまったため、シェールオイル採掘の採算性が低下!3分の1のシェール田が赤字に落ちるという試算も。

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photo by JustinWoolford

最近の世界的な株価下落によって価格が下がりつつある原油価格。

私たち消費者によっては良いことずくめな価格低下…ですが、仮に1バレル80ドル以下の価格帯で落ち着いてしまった場合には、アメリカにある3分の1のシェール田が採算割れしてしまうのでは?という試算も出てきているようです。ロイターが報じました。

米バーンスタイン・リサーチは、原油価格が80ドルを切る水準まで下落した場合、米国のシェールオイル生産の3分の1は採算割れとなるとする試算結果を公表した。

(中略)バーンスタイン・リサーチのアナリスト、ボブ・ブラケット氏は、北米のシェールオイル生産を網羅的に調査し、ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)CLc1が80ドルを切った場合、約3分の1が採算割れとなると結論した。

別の試算では4%程度のみが採算割れ:

ただこの試算については疑問視する声も。

国際エネルギー機関が試算した内容では、1バレル80ドル以下の原油価格であっても、採算割れするシェール田は4%のみという報告もあります。

国際エネルギー機関(IEA)は、採算性を維持するために原油価格が80ドルを上回る必要があるシェール田は4%程度と試算しており、今回の結果とずれがある。

一時115ドルの高値をつけた原油価格が下落の一途をたどり90ドルを割る水準で推移していることから、投資家や業界企業は生産プロジェクトの損益分岐点に注目している。

まぁどちらの試算が正しいのかはわかりませんが、石油ビジネスは原油価格に翻弄されやすい…というのは間違いないのでしょうね。

原油価格が高いままならメタンハイドレート採掘にも現実味:

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photo by JustinWoolford

原油価格があがっていけばカナダのオイルサンド採掘や、日本のメタンハイドレート採掘も現実味を帯びてきますが、原油価格が安くなれば採算割れを起こしてしまうため着手できなくなります。そんな葛藤を今後も抱えていきながら、日本はエネルギー確保に動かなくてはいけないのですね。

以上、原油価格が下落してしまったため、シェールオイル採掘の採算性が低下…という海外ニュースでした。