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SONOTA

話題のニュースから流行アイテムまで、今、この瞬間のSONOTAを紹介。

根拠の無いランキングを掲載しているアフィリエイトサイトは、訴えられると負けてしまうかも…という地裁判例が出ていた件。

http://www.flickr.com/photos/42438955@N05/12489575885

photo by KOREA.NET - Official page of the Republic of Korea

リフォーム業者をランキング形式で紹介していたサイトが、そのランキングで最下位として掲載されていた業者から訴えられ、損害賠償されそうだ…。

個人的にも全く知りませんでしたが、そんな地裁判決が今年の9月にあったようです。

リフォーム業者をランク付けしたサイトで最下位とされ名誉を傷つけられたとして、業者が情報開示を求めた訴訟の判決で、京都地裁(蛯名日奈子裁判官)は5日までに、名誉毀損を認め、サイトのあるサーバー運営会社に、サイト管理者のIPアドレスなどの情報を開示するよう命じた。

判決は「ランキングが真実であることを裏付ける証拠がなく、権利侵害は明白だ」と判断。業者がサイト側に損害賠償を請求できるよう、サーバー運営会社が情報開示する必要性を認めた。

根拠の無いランキングを掲載しているサイトは多い:

実際、根拠の無い口コミランキングなどを掲載しているサイト、まぁ特にアフィリエイトサイトって非常に多い現状…。

『ほんとにこの口コミって、誰かが書きこんだ情報なの?』って疑いたくなるくらい、ボロボロなアフィリエイトサイトに不自然なくらいたくさんの口コミがあったりしますからね(苦笑)。

更に広告報酬の高いであろう案件に星が5つ付けられ、報酬が低いものはどんなにサービス内容がよくても「悪い口コミ」が溢れていることも日常茶飯事…。確かにこういう悪質なランキング掲載サイトは、訴えられてしかるべきなのかもしれません。良い判例だと個人的にも思います。

アフィリエイトサイトだけでなくブログも注意:

もしみなさんが、根拠の無いランキングをブログ等に掲載しているのだとしたら、今すぐ掲載をやめたほうが無難です。判例のように、不当に低い評価を付けられた業者から訴えられてしまう可能性があります。

それでも尚、ランキングを掲載したいのであれば、

  • MYベストランキングなど、自分主観であることを書く
  • ランキングはトップ10くらいまでにしておく(理想はTOP5くらいまで?)

などの対策を取っておけばまだ訴訟リスクは少ないでしょう。

過去にはランキング形式が流行った時代があった:

http://www.flickr.com/photos/21300369@N06/7716819130

photo by King....

ちなみになぜ、アフィリエイトサイトには根拠の無いランキング形式が多いのかというと、『ランキングを掲載するとアフィリエイト報酬が伸びる』なんてテクニックが広まった時代(2005年~2010年頃?)があったため。

普通にバナーを並べておくよりも、ランキング形式でバナーを紹介すれば売上が倍増する!なんて手法が広まった結果が、今の根拠の無いランキング形式掲載に繋がっているのですね。

まぁ実際、テレビを見ればすぐにわかりますが、日本人が『ベスト3!』などの言葉に弱いことは明白…。ランキング掲載はアフィリエイター達の報酬アップの手法だったんです。

Yahoo!広告掲載基準が変わった:

その後、2010年頃だったと思います。Yahoo!のリスティング広告掲載の基準が変わり、『根拠の無いランキングを掲載しているサイトは、Yahoo!には掲載させない』という状況になりました。この際、トップアフィリエイターと言われる人達は、

  1. ランキング掲載自体をやめた
  2. 統計業者にお願いして、意図的に使いやすいランキングを作ってもらった

のどちらかで対応しているはずです。

2番目は確かにグレーではありますが、調べているだけ根拠の無いランキングよりかはマシ。お金のある企業は2番の策を積極的に使い、都合の良いランキングを作っていますね(報酬が高い案件のみを対象としたアンケートを依頼し、その中でランキングを作らせる…など)。

以上、根拠の無いランキングを掲載しているアフィリエイトサイトは、訴えられると負けてしまうかも…という地裁判例が出ていた話題でした。