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SONOTA

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三谷幸喜の『紫式部ダイアリー』を見てきた感想。長澤まさみと斉藤夕貴という、2人の女が繰り広げるバトルが面白かったです。

エンターテイメント

http://www.flickr.com/photos/10015390@N00/2050428546

photo by Meffi

渋谷にあるパルコ劇場で公演中の『紫式部ダイアリー』を見てきました。最近、個人的に三谷幸喜の作品を好んで見ているので、今回もその流れを受けての鑑賞です。

「源氏物語」で一躍注目を集め、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの若手作家 紫式部。 「枕草子」が大ベストセラーとなり、エッセイストとして確固たる地位を築いた清少納言。そんな二人が作家としての、そして女としての、人生を賭けたプライドがぶつかりあいます。

舞台という「リング」の上で三谷幸喜が書き出す「言葉」の戦い、「書くこと」にプライドをかけた二人の女流作家の火花が散ります。

紫式部ダイアリーを見た感想:

紫式部ダイアリーを見た率直な感想はというと、凄いの一言。

登場人物として出てくるのは、清少納言を演じる斉藤由貴と、紫式部を演じる長澤まさみの2人だけ(実際には一言も話さないバーテンダーも出てきます)。この2人が舞台の上に約1時45分程度、出っぱなしの状態で話が進んでいきます

つまりそれって、

  • ずっと休憩なし
  • 脚本を再確認することも出来ない
  • 間違えてしまった時にリカバリー出来ない

ということ。特に途中でセリフを間違えたり、流れを飛ばしてしまった場合には、話を強制的に元に戻すことも出来なくなるという恐怖を感じながら、2人は演じ続ける必要性があります。これってものすごいプレッシャーですよね、きっと。

そんな中、お世辞にもまだ大女優とはいえない長澤まさみが、1時間45分もの舞台を堂々と演じていたのは素晴らしいなと思いました。これだけでも見る価値有りです。

ストーリーも面白い:

http://www.flickr.com/photos/42486034@N08/7587513392

photo by ChairWomanMay

ストーリーも平安時代の実在人物である、清少納言と紫式部の関係をそのまま現代に持ち込んだ作りになっています。歴史上でも2人の中の悪さは有名。それを三谷幸喜によって『オンナの戦い』として舞台化された作品なのですね。

ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、見て後悔しない作品だと思うので、三谷幸喜作品が好きだという方も、歴史が好きだという方も、是非、足を運んでみてください(東京以外でも名古屋や大阪でも公演予定があるようです)。

以上、三谷幸喜の『紫式部ダイアリー』を見てきた感想…でした。