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SONOTA

話題のニュースから流行アイテムまで、今、この瞬間のSONOTAを紹介。

給与における交通費の話。雇われる側は『払われて当然なお金』と思いがちですが、交通費も給与の一部なんです。

http://www.flickr.com/photos/73429256@N00/149494442

photo by tie78reu

給与における交通費(自宅から会社に通勤するための費用)ってどこか、『実際に通勤にかかったお金なのだから、支給されて当然』という意識がありますよね。

確かに定期券購入で25000円かかるなら、25000円出してもらわないと困りますし、それをケチるような企業にはなんとなく不満がたまるものです(交通費の上限を2万円に設定している企業は多い)。

雇う側からすると交通費も立派な経費:

しかし、雇う側である企業からすると、交通費の支給も立派な経費。

例えば下記2人の採用候補のうち1人を選ばなくてはいけないとしたら、当然、給与総額が低く済む会社の近くに住んでいる人を選びます(2人が全く同じスキルを持っている場合)。

  • Aさん:会社近くに住んでいる。交通費支給額は0円
  • Bさん:遠くから通勤予定。交通費支給額は3万円

交通費が少ない人は給与も上がりやすい?

また、1人を雇用するための費用を月額30万円と設定している場合であれば、Aさんには満額の30万円を提示できますが、Bさんには3万円の交通費を加味して27万円の給与までしか提示することができません。

つまり交通費が少なくて済む人は、企業側に採用される可能性も、給与が高くなる可能性も高いのです。自ずと転職活動でも有利になるのですね*1

  • 不正解:交通費は別枠(給与総額+交通費)
  • 正解:交通費は給与の一部{給与総額(給与+交通費)}

大企業ではあまり気にしない:

http://www.flickr.com/photos/27889738@N07/8026880380

photo by ykanazawa1999

…とここまで書いてきましたが、この理屈はあくまで中小企業やアルバイト採用などの場合。

大企業や新卒採用にはそれほど重視されることはありませんが、この理屈をしっかり理解しておけば『給与の仕組み』がわかるようになっていきます。転職の際にも有利になるので、是非、時には自分の給与はどのように決まっているんだろうか?ということを考えてみてくださいね(私なら交通費を一番高い金額で算出して、給与をその分だけ下げてもらう交渉を会社とします)。

以上、給与における交通費の話…でした。

*1:会社に近いというのはその他にも有利に働きます。