SONOTA

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子供が起こした問題を、なんでも親の責任にする風潮はどうにかしていかないと、誰も子供なんて怖くて作れなくなるという話。

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photo by meghla_akashe_pori_:)

最近問題になっている、下記のニュース。

ざっくりと解説すると、子供が校庭で蹴ったサッカーボールが原因で、通りかかったバイクの方が転倒し、その後、寝たきりになって死亡してしまったというニュース…なんですが、この事故の責任が親にあるかどうかが裁判で争われているんです(詳しくは引用部分をお読みください)。

事故が起きたのは2004年2月。愛媛県今治市の小学校の校庭で放課後、子供たちがサッカーをしていた。当時11歳の小6男児がゴールに向けて蹴ったボールが高さ1・3メートルの門扉を越えて道路に転がり、オートバイの80歳代男性がよけようとして転倒。足の骨折などで入院し、約1年4か月後に肺炎で死亡した。

遺族は07年、男児と両親に賠償を求めて提訴した。1審・大阪地裁、2審・大阪高裁はいずれも男児に過失があったと判断。事故と男性の死亡との因果関係も認め、男児の両親に賠償を命じた。賠償額は2審判決で約1180万円に上る。

なんでも親の監督責任では、子供なんて誰も作らなくなる:

大阪地裁と大阪高裁は、男児にしっかりと注意をしておかなかった両親の監督責任を追求し、1180万円もの損害賠償をするように命じました。亡くなられた遺族の方からすると、その請求は当然だと個人的にも思いますし、この1審と2審の判決に対して特に偏った判例だとは私も思いません。

しかしこのまま最高裁でも両親の監督責任があるという判例が出てしまうと、今後、子供がなんらかの事故を引き起こしたら即、親の責任…という状況になってしまうため、それはマズイのではないかな?と思うのです。なにせそんなリスクがあるのなら、積極的に子供なんて作れなくなってしまいますからね。

最高裁の判決次第では、今後、国がいくら育てやすい環境を作っていっても出生率の低下は避けられないことでしょう。

みのもんたの事例だってひどい:

2013年に朝ズバを降板したみのもんたの事例だって、個人的にはひどい話だなーと思ってます。みのもんたは31歳の息子が引き起こした不祥事のせいで、番組をクビになったわけですからね、一体何歳まで子供は子供で、その責任を親が持たないといけないのでしょうか?

子供を作る=自分の仕事にも影響が出る…なんてことになれば、先ほども書いたように誰も子供なんて作りたくなくなります。

最高裁の判例に期待したい:

http://www.flickr.com/photos/36495803@N05/4886087851

photo by epSos.de

このように、『子供が起こした問題はいつまでも親の責任』という日本固有(?)の風潮だけは、今後、どうにかしていくべきだと私は思いますね。だからこそ余計に、冒頭の裁判ではどんな判決が出るのか気になります。

以上、子供が起こした問題を、なんでも親の責任にする風潮はどうにかしていかないと、誰も子供なんて怖くて作れなくなるという話でした。犯罪被害給付制度の子供バージョンみたいなものがあれば、子供をもっと作りやすい環境になるのかもしれませんね(子供が事故を引き起こしてしまった場合には、国による救済がある)。