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SONOTA

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即日、歯の治療だけでなく詰めものまで入れてもらえると話題のセレック。このセレックを使うデメリットや欠点をWeb上で調べてみた。

http://www.flickr.com/photos/25325897@N00/7122093265

photo by locomomo

虫歯の治療って痛いのはもちろん嫌なんですが、それ以上に個人的に嫌だな~と思うのが、治療が終わってから銀の詰め物を入れてもらうまでに1~2週間以上かかってしまうということ。

仮の詰め物を付けているこの間、なにを食べても歯医者の味しかしなくなってしまうので、これがほんと憂鬱で仕方ないのです(どんなに美味しい食べ物も、歯医者テーストになる)。

即日、治療&詰め物が可能なセレック:

そんな状況を見事に覆してくれるのが、セレックと呼ばれる最新の機械です。

この機械を利用すれば歯の治療終了後、わずか数十分から1時間程度で詰め物が完成するため、即日、被せ物まで完了させることが可能になります。例えるならセレックとは歯専用の3Dプリンターみたいなもの…と考えると、わかりやすいかもしれません(下記はこちらより引用)。

セレックシステムは、白い詰め物が歯型を取ることなく、手に入る、最先端審美歯科治療です。

お口の中を3D光学カメラでスキャンすることで、そのデータをもとにコンピューター上で設計し、ミリングマシンが自動的(約12分)に歯を削り出します。

セレックは銀色ではなく白い:

また、セレックで作成できる詰め物は、白色をしたセラミックで出来たものになるため銀歯のように虫歯が目立つことがありません。まるで本物の歯のような見た目に仕上げることが出来るのも魅力です。

加えてセレックはセラミックなので、銀の詰め物のように接合部分に溝がなく、虫歯になりにくい…というメリットも。このように魅力たっぷりに見えるこのセレックですが、これだけ良い点ばかりがあげられていると気になるのがそのデメリットですよね。

そこで今回はセレックにはどのようなデメリットや欠点があるのかについて、個人的にも興味があったのでネット上で調べてみました。あくまで素人な私が思うデメリットになるので歯科医による専門的な解説とは異なりますが、素人ならではの視点もあると思うので是非、参考にしてもらえればと思います。

セレックのデメリットまとめ:

http://www.flickr.com/photos/20314119@N08/2383849158

photo by boodie131

費用が高い:

セレックを利用する上での最大のデメリット、それは費用面です。残念ながら現時点でセレックは保険適用外の治療になってしまうため、その事故負担金額が半端ないのが問題なのですね。

  • 銀の詰め物:保険治療可能なので安い
  • セレック:自由診療になるので高い

このあたりいろいろな歯科医のサイトを覗いてみましたが、1本あたりの治療費はだいたい3万円~8万円程度。幅があるのは自由診療という点と、虫歯の大きさによっても異なるようです(クラウンなどのすっぽり被せるものになると、10万円以上になる場合も)。

それでも治療回数が減らせる時間節約メリットは大きいので、割に合うな…と思う方は検討してみてください。また、セレック提供元の言うとおり、本当に虫歯になりにくいというのであれば、長い目で見れば元は取れる金額だと思います(神経治療や抜歯ともなれば負担は大きい)。

セレックは割れやすい?:

ここからはセレックのデメリットと言われてるものについて。

セレックはセラミックでできているので、銀で出来た詰め物よりも割れやすい…という話もあります。特に高い圧力がかかる、歯ぎしりなどで破損してしまう可能性があるにはあるみたいですね。

しかしこちらについてはセレックを導入している歯科医の方が下記ページにおいて否定されているように、頻繁に発生しうるものではないようです。破損する場合はよほど強い圧力がかかるか、形状が悪い場合などに運悪く発生してしまう程度と捉えておくだけで良さそうだなと私は思いました。

あと、歯ぎしりがあるということですが、歯ぎしりによる破折は今まで当院では、経験したことはありません。(しかし、まだ導入して2年しか経っていませんが。)

セレックは適合性が悪い?:

次に、セレックはその場で作るために、出来が悪い=歯にきっちりとハマらないんじゃないかな?という意見があるようです。

これについては、セレックを導入していない歯科医院の方がかなり否定的。いくつか引用させていただくと、

セレックの適合性に関しましては、ずいぶん以前よりかはよくなったものもまだまだ複雑な形態には向いていないように思えます。

単純な○の形態だと適合性はよいのですが虫歯の形がそんなにうまくいかないと思います。

セレック。。。 昔に比べるとよくなっているとは聞きますが・・僕、自分にいれますかと聞かれると お断りしますね(>_<)。適合が、やはりいまいちと 個人的に思っています。

といったように、セレックに対して否定的な意見が目立ちます。まぁ総じて言うと、歯科技工士さんにちゃんと作ってもらったほうが、セレックよりもきちんとしたものが出来上がるよ…という意見のようですね。

セレック導入医院に言わせれば問題ない:

反面、セレックを利用しているという医師に言わせれば、セレックの適合性はかなり良いようです。

システム的にも改良が加えられていること、そしてセレック導入後の経験が長い方であれば、並の技工士以上の出来栄えは期待できると言われています(セレック導入歯科の事例はいくらでもあるので割愛)。

素人には歯科技工士の技術レベルがわからない:

個人的にセレックの適合性に関する歯科医達のやりとりを見て感じたのは、そうは言っても素人にはどの歯医者が技術力が高くて、そして適合性の高い詰め物を作ってくれる歯科技工士とつながっているのかなんてことはわからないということ。

実際、それが明確に素人でもわかるようなら、私もここまで虫歯を増やしていなかったと思いますね。なにか歯医者の技術力がわかる指標でもあるといいのになと思いました。

セレックは色違いが目立つ?:

セレックで作ることが出来る詰め物は、原料となる素材の色数が少ないために、実際の歯の色とは異なってしまうことがある…という意見もあるようです。

実際、セレックを利用している歯科医の方も、下記のようなコメントを書いています。この医師曰くだと、前歯でもない限りはわからない程度の色違い…ということみたいですね。それでもやや心配になるコメントです。

「オーダーメイドセラミックス」と「セレック」の違いは、オーダーメイドが細かな色合わせまでできるのに比べて、セレックは色の幅が限られてしまいます。けれども、それも前歯でなければそれほど気にならないでしょう。

セラミックブロックの種類が増えてきた:

反面、最近ではセレックで使える素材の色数も増えてきたようで、昔のように明らかに色が違う詰め物をしてしまう…ということもなくなりつつある…と説明している歯科医もあります(こちらを参照)。

セレックに用いられるセラミックブロックの種類も増えてきたため、こうした色の違和感は改善されつつあります。

セレックの提供元としても、そういったデメリットがあることはしっかり認知しているようなので、今後のさらなる改善に期待していきましょう。

セレックは歯を削る量が多い?:

最後はこれ、セレックは歯を削る量が多いので、銀歯であれば神経治療が必要ない部分でも、セレックだと神経に届いてしまう可能性があるという点です。

こちらについてはセレックに関わらず、セラミックで被せ物をするという時点で同じ。セレックの欠点というよりかは、セラミックの被せ物全般の問題点だと言えるので、セレック独自のデメリットというわけではないでしょう。

尚、実際、セラミックの詰め物をする場合には、銀の詰め物を入れるよりも厚みを持たせなくてはいけない分、削る量が増える可能性はあるそうです。大きめの虫歯を治療してもらう場合には、そのあたりのことを含めて歯科医に相談してみてくださいね。

全般的にはセレック、使えるかも:

http://www.flickr.com/photos/33252741@N08/4635539316

photo by The National Guard

個人的にはここまでセレックを調べてみたうえで、よりセレックに興味を持ちました。

当記事の途中にも書いたように、私達、一般患者からするとどの歯科医や歯科技工士が優秀かなんてわからないため、セレックのような一定レベルの詰め物を作ってくれるところは逆に安心さがあるかもしれないと考えたためです。

ただ金額の負担はやはり銀の詰め物と比べると高くつくのがセレックなので、治療する箇所を絞った上でまずは試しに1~2本、やってみようかと思っています。施術結果が良ければまた、当サイト上に記事にてセレックを紹介させてもらいますね。

以上、即日、歯の治療だけでなく詰めものまで入れてもらえると話題のセレック。このセレックを使うデメリットや欠点をWeb上で調べてみた…という話題でした。